2022年度ロゼッタ作品公募 “Dividable”
選考結果
38作品の応募を受け、以下の5作品を採用しました。
- Uguisu Variations / Tomas Frieberg (Sweden)
for Guitar, Clarinet and Piano left hand - Transcendental Strains V /Desmond Clarke (United Kingdom)
for saxophone and guitar - Synthetics 3 – Shifting / Christian Ferlaino (Italy / Germany)
for saxophone and clarinet - 5000 miles apart / Gavin Sol Goodrich (USA)
for clarinet, guitar and piano - Orugananda / Aurès Moussong (Mexico-Hungry)
for clarinet, mandoline and left handed piano
上記5作品は、2023/3/25 ロームシアター 京都ノースホールにて初演を行います。
演奏会詳細
*たくさんのご応募ありがとうございました!応募期間は終了しました。
新しい視点を持った音楽作品・音楽公演に取り組むロゼッタは、2023年3月25日に、京都市内(会場後日発表)にて行われる公演に向けて、作品を公募します。
募集テーマ “Dividable”
“Dividable”とは、(端数なく)分割可能な、という意味の英単語です。このテーマのもと、以下の条件で作品を公募します。
2~3つの楽器のための室内楽作品。ただし分割してソロ作品としても演奏可能な作品。
*分割方法は問いません。楽器の特性を活かした作品であることが望ましいですが、不特定の楽器のための作品でも応募は可能です。
*一つの作品を、ソロ用/デュオ用など、複数バージョンを作るというのもシンプルな答えではありますが、この一風変わった公募テーマに対し、より独創的なアイデアによって作品が制作されることを期待しています。
募集条件
- 楽器編成 (同一の楽器の二台使用は不可)
マンドリン (マンドラ、マンドロンチェロも可)
ギター(エレキ、フォークも可)
サクソフォン(ソプラノ、アルト、テナー)
クラリネット(B管、A管、バス)
左手ピアノ
声楽(バスバリトン)
注意点:
*同じ楽器族からは一つの楽器しか使用できません。(一人の奏者による持ち替えは可能)
*マンドリン属に関しては、トレモロ、ピッキング奏法を明確に記してください。
*ピアノの内部奏法には対応できない可能性があります。協議の上、鍵盤演奏で可能な代替案を依頼する場合があります。
*声楽に用いるテキストについては、以下のいずれかの条件に従ってください。
①日本語、もしくは日本語からの翻訳テキスト(英、独、伊、仏。その他の言語については、発音記号を記載するなどすれば可能)。どちらの場合もパブリック・ドメインの作品(作者の死後70年が経過しているなど、著作権が消滅している作品等)であることが条件。
②作曲者によって作成されたテキスト(日、英、独、伊、仏。その他の言語については、発音記号を記載するなどすれば可能)や、言語的でない表現方法の指定。
③オリジナルのテキスト(日、英、独、伊、仏。その他の言語については、発音記号を記載するなどすれば可能)。ただし本公募に、テキスト作者が共同応募者として参加することに同意している場合に限る。
*エレクトロニクス:ライブエレクトロニクスは使用不可。ステレオ/モノチャンネルの音源使用は可能。ただしエレキギターをのぞき、楽器の拡声は不可とする。 - 演奏時間:15分程度まで(短い作品も応募可)
- 記譜の方法(五線譜、映像、サウンド、グラフィックなどいずれのスタイルでも可)は問いませんが、日本語、英語いずれかのインストラクションを必ず添付してください。
- 締切 2022年11月30日
- 参加費・年齢制限 無し
- 既に初演、もしくは出版されている作品の応募は不可です。
- 一人につき一作品まで応募可とします。
- 選考は、ゲストコンポーザーと、作品の初演を担当する演奏家によ
って行われます。 - 選考結果は2022年12月20日までにウェブサイト上で発表します。
- 5-10作品程度を目安に採用予定です。
- 作曲に対する金銭的報酬はありません。
- 著作権は作曲者に帰属しますが、初演はロゼッタが行うことに合意し、演奏権は初演までロゼッタに移譲することとします。
- リハーサルは、関西地方(主に京都)で行われます。遠隔地にお住まいのかたは録音・ネット中継等の方法でリハーサル内容をご確認いただきます。
- 初演にご招待します。(交通費・滞在費は支給されません。)来場が難しい場合、初演の録音を差しあげます。
- 選考された作曲家の中から1名程度に、翌年度以降、ロゼッタ主催公演のゲスト作曲家として、作品委嘱のオファーをします。(委嘱料は日本円で5万円を予定しています。またオファーを受ける場合、次回の作品公募選考委員も担当していだきます。)
- 選考委員: コーリー・リーダー(作曲家/USA) ロゼッタ
応募方法
最下部の応募フォームでのみ受け付けます。(郵送等では受け付けておりません)
応募には以下のファイルが必要です。
楽譜PDF ファイル (sib / mus / word ファイルは不可) 10MB以下にしてください。
PDFファイルは必ず、半角英数字にて
作品名_作曲者名字.pdf としてください。
例) Chaconne_Bach.pdf
悪い例)シャコンヌ_バッハ.PDF (全角、日本語を使わないでください)
伝統的な記譜法以外を使用される場合でも、必ずPDFファイルにて説明書を添付してください。
ビデオによるノーテーションの場合
YouTube か Vimeo に事前にアップロードしてください。
動画ファイルへの直接リンクは受け付けられません。
グラフィックや音声を使ったファイルに関しては Google Driveを使用してください。その他の方法を利用したいなど、ファイル共有に関して問題がある場合、 コンタクトフォームよりご連絡ください。